82年〜95年 倉吉線
 倉吉線は山陰本線の倉吉から分岐し山守に至る20.0kmのローカル線でした。初めて訪れたのは79年の夏でその時は1往復乗りつぶししたのみでしたが気に入ってその後現役時代・廃線後通して何度も訪れています。短い線区でありながら気動車・客車列車また区間運転ありで特に混合列車が遅くまで残っていたのが魅力的でした。終点の山守には機廻しがなく客車列車は長くても関金までの入線で、打吹や西倉吉などでも客車列車から気動車への乗り換えのダイヤが組まれていました。この倉吉線は特定地方交通線第1次廃止対象線区に指定され1985年春に廃止されてしまいました。
倉吉線の好撮影地=竹田鉄橋

444D
82−8−11倉吉ー上灘
445D
客車はオハ35系・61系で
荷物合造のオハニも使用されていました。

422レ DE10牽引
423レ DE10牽引
廃線後この竹田鉄橋は河川改修の時に撤去され跡形も無くなってしまいました。

424レ DE10牽引
西倉吉で入れ換え中の混合列車

83−3−4
倉吉側にDE101057が連結され
424レとなって倉吉へ向かう。
上写真と同一場所
廃線後5年後の姿。
駅舎は無くなりましたがホーム・線路はまだありました。
90−4−25
さらに2年後、線路は撤去され
上り島式ホームも無くなりました。
92−10−13
そしてさらに3年後、西倉吉駅跡は
綺麗に整備された公園になってしまいました。
95−4−7
ここから廃線跡は上小鴨方向へサイクリングロードになっていて案内図が設置されています。


  87年・89年 長崎本線肥前古賀
九州は昔からとても好きで毎年必ず行っています。長崎本線は鳥栖と長崎を結ぶ九州内の主要路線です。この線は喜々津と浦上の間がルートが二つに分かれています。長与経由の方は大村湾を臨む旧線でかつては特急・急行なども走り、鉄道舞台の映画などにもそこを走るシーンが登場しているものもあります。市布経由の方は72年に出来た新線で距離が短くなり高速化が図られました。現在、特急列車はすべて新線経由になっています。その新線には肥前古賀駅のすぐ長崎方に長編成が撮影できるコンクリート橋があります。関西や首都圏と九州を結ぶブルトレが健在なりし頃、ここへ2度ほど撮影に行きました。(舗装道路脇から入る茂みの小道は現在、私有地につき立ち入り禁止となっています。)
3931D 快速
87−8−3
8047レ あかつき81号
20系客車が使われていました。
335M 715×4

715系は583系改造の近郊用電車です。
338M 713×2

713系は84年のダイヤ改正で長崎本線の普通客車列車を電車化するために製造された九州初の交流電車。
試作900番台2両編成4組のみの小世帯です。
1レ さくら

さくら号は肥前山口で後部の佐世保行きを分割し終着長崎を目指します。
339M 713×2
2003M かもめ3号
485×8

九州は交流電化ですが、交直両用の485系が使われていました。
2010M かもめ10号
485×8
2012M かもめ12号
783×9
89−8−4

783系は485系置き換え用に登場した交流専用特急電車でハイパーサルーンの愛称を持ちます。
1レ さくら
4005レ みずほ
3943D
2007M かもめ7号
485×8
2009M かもめ9号
485×5


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